■GrandBois Front Bag "Rambouillet 2019"
アンベール2017に続き、フランスでのコンクール参戦を機に開発されたオリジナルバッグです。
4年に1度開催される、世界最古の自転車イベント、パリブレストパリがコンクールの走行会として企画され、1200kmを昼夜を問わず走るライダーのためのバッグの製作が課題なりました。走行中のライダーの負担を少しでも軽減するために、さまざまな角度からフロントバッグを再考し、ツーリング用にと試作テストを繰り返し、グランボアが辿り着いたのがこの形です。
バッグ単体での重量はわずか193g。ショルダーベルトと専用のバッグサポーターを入れても300gほど。バッグのみでは自立せず、中に荷物を入れることで形が整う画期的なフロントバッグが出来上がりました。軍用品などに主に使用される軽くてとても丈夫なコーデュラスペクトラナイロンに、さらに軽いリップストップナイロンを組み合わせることで「軽さと丈夫さ」を高いレベルで両立させています。各ポケットについても一つ一つ丁寧に見直し、これまでにない使いやすさを実現しました。
国内ハンドメイド。
2019年のコンクールマシンのブログ記事はこちら。
本体サイズ : W25cm/D15cm/H22cm
上蓋サイズ : W25cm/D15cm/H3cm
色 : 黒×グレーのみ
付属品 : ショルダーベルト 1本
※生地に撥水性はありますが、縫い目は止水処理をしていません。完全防水ではないことをご理解の上ご使用ください。
軽くて丈夫、そして究極の使いやすさ
1. 上蓋の収納力
マップケース下のポケットの厚さはなんと30mm。これまでのフロントバッグに比べると飛躍的に収納力がアップしました。携帯や財布の他に、タブレット端末や小型カメラ、エナジーバーまでたっぷり入り、開閉しやすいファスナーで出し入れもスムーズです。ちょっとしたことでいちいちバッグ本体を開けずに済むので、走行中のストレスが想像以上に減らせます。
2. バッグ本体の使いやすさ
軽くて丈夫な生地は柔らかくもあり、大き目のスタッフバッグのようにしなやかに開閉できます。本体内部にもハンドル側にスリット式のポケットがあり、大きな袋の中で迷子になりがちな小物の整理に使えるスペースが確保されています。また、本体と前ポケットとの間には、半円形のバッグの底まで拡がるスリットスペースがあり、A4サイズのパンフレットなどを折ることなく収納可能です。バッグの後ろ側のポケットは通常の位置に2つあります。メッシュ生地のポケットで外から中身が一目で分かります。サイドのポケットはスリットタイプですが、薄いパラシュート生地で下の方だけタックを取っています。物を入れることによってポケットが下の方だけ膨らむ仕組みです。走行中に出たちょっとしたゴミを入れることを想定しています。
3. 秘密の前ポケット
前面のポケットはよくある形。でも、蓋の開閉には強力マグネットを採用しました。薄い生地だから可能なわけですが、使ってみると片手で開閉できてとても便利です。その蓋の内側には更に薄いパラシュート生地でファスナー式のポケットがあります。チケットやパスポート、取り出しやすい貴重品スペースとして必ず重宝するはずです。
4. ステンレス製専用サポーター
このバッグは必ず専用のサポーターが必要です。ステムに受け金具がついていない自転車には別途ご使用中のステムに応じた受け金具も必要となります。バッグ本体に縫い付けてあるパラコードとサポーターのダボでしっかり固定し前後左右のバッグの振れを防ぎます。サポーターはコの字型で、サイドの先端には葉っぱを模した返しが付いています。走行中にバッグがじわじわずれてしまう事もありません。
【RIXEN & KAUL KF802/フロントバッグアーム (アルミ)使用例】
ダボの代わりにVIVAのバッグループを代用することが可能です。
5. 使わない時の形
バッグ単体での形はこのとおり、フラットになり嵩張りません。もう、収納場所にも困りませんね。
日頃のお手入れ
軽い汚れには乾拭きで、ひどい汚れには軽く水洗いをしてからよく乾燥させてください。
洗濯機でのお洗濯、乾燥機のご使用は推奨していません。